あなたは、自分の本当の性格を知っていますか?
それとも、社会や周囲の人に合わせて、無意識に仮面をかぶっていませんか?
この記事では、MBTIとペルソナ診断という二つのツールを使って、自分の心の仮面をあばく方法を紹介します。
MBTIとペルソナ診断とは、どのようなものなのでしょうか?
忙しい方向けに、本記事の内容を私がまとめると以下の通りです。
- ペルソナ診断は、自分の本当の性格ではなく、社会や周囲の人に合わせて無意識にかぶっている仮面(ペルソナ)を診断するツールで、自分のペルソナを知ることで本当の自分や本心に近づくことができる。
- MBTIとペルソナ診断を使うことで、自分の性格の全体像を把握し、自己理解を深めることができる。
- MBTIとペルソナ診断の結果が異なる場合、自分の本来の性格と現状の性格にギャップがあることを示し、そのギャップを埋めるためには適切な環境や役割を探す必要がある。
- MBTIとペルソナ診断は、他人の性格を理解し、コミュニケーションや人間関係を改善するのに役立つ。
- 実体験エピソードでは、MBTIとペルソナ診断を活用してグループワークで円滑なコミュニケーションを築いた経験が紹介されている。
【MBTI】ペルソナ診断とは
ペルソナ診断には、様々な種類がありますが、この記事では、MBTIと関連性の高いペルソナ設問をご用意しました。
20の質問に答えるだけで、自分のペルソナをMBTIの16種類の性格タイプの中から診断することができます。
このツールでは、本当の自分や本心は脇に置いて「実際いまどんな状態だろう?」と考えて、設問に答えてみてください。
※下記に設問が表示されます。表示までに時間がかかる場合があるのでお待ちください。表示されたら画像をタップしてスタート。
【完全版】MBTIの16性格タイプ全一覧
MBTIの16の性格タイプは、以下の表のように分類されます。
感覚(S) | 直感(N) | |
---|---|---|
外向・思考(ET) | ESTJ(幹部型) | ENTJ(指揮官型) |
外向・感情(EF) | ESFJ(領事官型) | ENFJ(教育者型) |
内向・思考(IT) | ISTJ(努力家型) | INTJ(建築家型) |
内向・感情(IF) | ISFJ(擁護者型) | INFJ(提唱者型) |
外向・判断(EJ) | ESTJ(幹部型) | ENFJ(教育者型) |
外向・知覚(EP) | ESTP(起業家型) | ENTP(討論者型) |
内向・判断(IJ) | ISTJ(努力家型) | INTJ(建築家型) |
内向・知覚(IP) | ISFP(冒険家型) | INFP(仲介者型) |
ペルソナの二面性とは?
ペルソナの二面性とは、心理学者カール・グスタフ・ユングの概念に基づくもので、個人が社会的な状況や他者との関わりの中で見せる外的側面を指します。
ペルソナは、古典劇で役者が使用する仮面から派生した言葉であり、人々が社会に適応するために取り繕ったり、あるいは自分を守るために作り上げた外面的な役割やイメージを意味します。
この二面性は、個人が持つ内面的な自己(本来の性格や感情)と、外界に対して示す外面的な自己(社会的な役割や期待に応じた振る舞い)との間に存在するギャップを表しています。一方で、個人が社会に対して示す顔と、プライベートな状況での振る舞いが異なることも含まれます。これは、人が多面的であることを示し、異なる状況や人々との関係に応じて様々な側面を見せることができるという人間の複雑さを反映しています。
例えば、職場では真面目で堅実な態度を見せる一方で、プライベートではリラックスして遊び心のある性格を示すことがあります。このように、ペルソナの二面性は、個人が持つ多様な側面や、状況に応じて変化する人間の性質を理解するための重要な概念です。
ペルソナ診断とMBTI違い
MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)とペルソナ診断は、自己理解を深めるためのツールですが、異なる側面から個人の性格を探求します。
MBTIは、人々の行動傾向や思考プロセスを16の異なる性格タイプに分類し、個人の本質的な性格特性を明らかにすることを目的としています。一方、ペルソナ診断は、社会的な状況や他者との関係の中で無意識に取り入れている仮面(ペルソナ)を診断するものです。
MBTIは、カール・ユングの心理学に基づいており、個人が好む思考や行動のパターンを示します。これに対して、ペルソナ診断は、ユングが定義した「社会的な仮面」という概念に基づいており、個人が他人に対して見せる外面的な態度や行動を探ります。ペルソナは、本当の自分とは異なることがあり、その背後にある理由を理解することで、本当の自己や本心に近づく手がかりを得ることができます。
MBTIは、自分の内面的な性格を理解するのに役立ち、ペルソナ診断は、現在の自分がどのように振る舞っているか、または他人にどのように見られているかを理解するのに役立ちます。これら二つの診断を組み合わせることで、自分の性格の全体像を把握し、自己成長や人間関係の質の向上に役立てることができます。
MBTIとペルソナ診断の違いを理解することは、自分自身や他人との関係をより豊かにし、人生をより充実させるための重要なステップです。自分の性格に合った環境や役割を探すこと、自分の性格に誇りを持つこと、他人の性格タイプやペルソナを推測し、相互理解を深めることなど、MBTIとペルソナ診断は多方面での活用が可能です。
MBTIとペルソナ診断のやり方
MBTIとペルソナ診断は、それぞれ異なる視点から自分の性格を知ることができるツールです。
MBTIは、自分の本質的な性格や傾向を知ることができます。
ペルソナ診断は、自分の現状の性格や態度を知ることができます。
これらのツールを使うことで、自分の性格の全体像を把握することができます。
例えば、MBTIでESTJと診断された人は、本来は自信があり、効率的で、目標を達成するために努力する指導者としての性格を持っていますが、ペルソナ診断でINFPと診断された人は、現状は感情豊かで優しくて思いやりがあり、理想主義で独創的な仲介者としての性格を持っています。
このように、MBTIとペルソナ診断の結果が異なる場合は、自分の本来の性格と現状の性格にギャップがあることを意味します。
このギャップは、自分の性格に合わない環境や役割に置かれていることや、自分の性格に自信が持てないことなどが原因で生じることがあります。
このギャップを埋めるためには、自分の性格に合った環境や役割を探すことや、自分の性格に誇りを持つことなどが必要です。
MBTIとペルソナ診断は、自分の性格を知るだけでなく、他人の性格を知ることにも役立ちます。
MBTIとペルソナ診断の結果をもとに、他人の性格タイプやペルソナを推測することができます。
これにより、他人の考え方や行動パターン、ニーズや価値観などを理解することができます。
また、自分と他人の性格タイプやペルソナの相性を知ることができます。
MBTIとペルソナ診断の結果を比較することで、自分の本来の性格と現状の性格のギャップを知ることができます。
このギャップを埋めるためには、自分の性格に合った環境や役割を探したり、自分の性格に誇りを持ったりすることが必要です。
MBTIとペルソナ診断は、自分や他人の性格を知ることで、コミュニケーションや人間関係を改善することにも役立ちます。
診断の結果をもとに、他人の性格タイプやペルソナを推測したり、自分と他人の性格タイプやペルソナの相性を知ったりすることができます。
これにより、他人の考え方や行動パターン、ニーズや価値観などを理解したり、対話や協力や対立などをスムーズにしたりすることができます。
MBTIとは
- 外向性(E)と内向性(I):人と接することでエネルギーを得るか、自分の内面に向かうことでエネルギーを得るか
- 感覚(S)と直感(N):具体的な事実や現実に基づいて物事を判断するか、抽象的な理論や可能性に基づいて物事を判断するか
- 思考(T)と感情(F):論理的で客観的な基準で物事を判断するか、個人的で主観的な基準で物事を判断するか
- 判断(J)と知覚(P):計画的で決断力のある態度で物事に臨むか、柔軟で適応力のある態度で物事に臨むか
これらの指標の組み合わせによって、16種類の性格タイプが生まれます。 例えば、外向性(E)と感覚(S)と思考(T)と判断(J)のタイプは、ESTJと呼ばれ、幹部というニックネームがつけられています。 ESTJのタイプは、自信があり、効率的で、目標を達成するために努力する指導者としての性格を持っています。
MBTIでは、自分の性格タイプを知ることで、自分の強みや弱み、適職や相性などを見つけることができます。
相互作用
MBTIの性格タイプとペルソナは相互に影響を及ぼし合います。
例えば、あるMBTIタイプの人は特定の状況下で特定のペルソナを取りやすいことが分かっています。
自己理解と人間関係の改善
MBTIとペルソナ診断を活用して、自己理解を深めましょう。
他人のMBTIタイプを知ることで、相手の行動や意見に対する理解を深め、人間関係をスムーズにするのに役立ちます。
MBTIタイプ別の相性とコミュニケーションの秘訣
各MBTIタイプがどのようなペルソナ特性を持ちやすいかを理解しましょう。
これにより、人々とのコミュニケーションを改善し、協力や対話を円滑にする方法を見つけることができます。
日常生活や職場での活用
MBTIとペルソナを実用的に使いこなしましょう。
人間関係の改善やチームビルディング、キャリア選択などに活用できます。
MBTIとペルソナ診断に関する実体験エピソード
私が学生だった頃、学校での経験はいくつかありました。MBTIとペルソナ診断を理解し、人間関係を改善するために活用した瞬間をお伝えします。
ある日、クラスでグループワークを行う機会がありました。私はINTPタイプで、分析的な思考を好みます。グループのメンバーは異なるMBTIタイプで、コミュニケーションスタイルも異なっていました。
私たちは課題を解決するために意見を出し合いましたが、意見の食い違いが生じました。私は自分の意見を主張し、他のメンバーとのコミュニケーションを改善する方法を考えました。
そこで、ペルソナ診断を活用しました。私は各メンバーのMBTIタイプとペルソナ特性を理解し、彼らのコミュニケーションスタイルに合わせてアプローチを変えました。
- 感情志向のメンバーには共感を示し、感情的なニーズを重視しました。
- 直感志向のメンバーにはビジョンを共有し、未来に向けたアイデアを提案しました。
- 思考志向のメンバーには論理的な根拠を示し、データを活用して課題を解決しました。
- 判断志向のメンバーにはスケジュール管理やタスク分担を提案し、効率的に進めました。
結果として、私たちは円滑なコミュニケーションを築り、課題を成功裏に解決しました。この経験から、MBTIとペルソナ診断は人間関係を改善するための有用なツールであることを学びました。
【2024年最新版】MBTIとペルソナ診断で自分の二面性を理解しよう!無料性格診断で傾向を知るまとめ
この記事では、MBTIとペルソナ診断という二つのツールを使って、自分の心の仮面をあばく方法を紹介しました。 MBTIとペルソナ診断とは、以下のようなものでした。
- MBTIとは、人の性格を16のタイプに分類する性格診断ツールです。 MBTIでは、人の性格は外向性(E)と内向性(I)、感覚(S)と直感(N)、思考(T)と感情(F)、判断(J)と知覚(P)の4つの指標によって決まると考えます。 MBTIでは、自分の性格タイプを知ることで、自分の強みや弱み、適職や相性などを見つけることができます。
- ペルソナ診断とは、自分の本当の性格ではなく、社会や周囲の人に合わせて無意識にかぶっている仮面(ペルソナ)を診断するツールです。 ペルソナとは、ラテン語で「仮面」という意味で、心理学者ユングは、人間が社会的な環境や他者との関係の中で身につけた「社会的な仮面」と定義しました。 ペルソナ診断では、自分のペルソナを知ることで、自分の本当の自分や本心に近づくことができます。
MBTIとペルソナ診断は、それぞれ異なる視点から自分の性格を知ることができるツールです。
MBTIは、自分の本質的な性格や傾向を知ることができます。
ペルソナ診断は、自分の現状の性格や態度を知ることができます。
これらのツールを使うことで、自分の性格の全体像を把握することができます。
また、自分や他人の性格タイプやペルソナを知ることで、コミュニケーションや人間関係を改善することにも役立ちます。
MBTIとペルソナ診断は、自分の心の仮面をはずして、自分の本当の自分を見つけるための有用なツールです。
ぜひ、自分の性格タイプやペルソナを診断してみてください。